2011年6月7日火曜日

馬車よゆっくり走れ

昨夜の番組

極上美の饗宴 シリーズ 東山魁夷の旅「第1回 再生のドイツ」

をBSプレミアムで見た。

40年も前に出版されたを私は持っていた。

私が20歳の頃、若くて未来がいっぱいあった時期・・・・・。

美術に特に関心があったわけではないけれど本

のタイトルに惹かれて買い求めたものだった。

私の蔵書の中でもとりわけ古い本で処分してしまったのだろうと思いながら探した。


ぁぁ~^良かった、本の背が色あせて変色しているけれど探し出せた。

しっかりとしたハードブックだったので本自体は美しいままだった。


シュピタール門に刻まれた

「歩み入る者に やすらぎを、

          去り行く人に、しあわせを」


有名な言葉ですね。



本と平行して


寺田農の朗読も心に響き、ドイツの美しい風景と作品の解説があり、美術館に足を運んでみたくなりました。


箱根の仙石原にある「ポーラ美術館」に魁夷の有名な、


白い馬を描いたとても美しい絵が展示されています。

タイトルは「緑響く」

彼の描いた白馬は18作あるそうです、その中の1作品がポーラ美術館に。

絵の中で白馬は、この世のものとは思えないほど美しく水辺に映り込んでいる森・・・・あらゆる緑の

瑞々しさ・・・・




この美術館は箱根の森の中にあり訪れる人にゆったりとした至福の時間を提供している(私の主観ですが・・・・)


若かりし頃の自分の審美眼??にちょっと自慢です(笑)


夜のベットにこの本を。

 



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